RailsGirlsKyoto 2nd のコーチをさせてもらったこと。
参加のきっかけ
Kobe.rb とかやってる Aki さんに声をかけてもらって、RailsGirlsKyoto のコーチをさせてもらってきた。 2014/11/28,29 かな。
前回の RailsGirlsKyoto はちょうど Kyoto.rb で宣伝・紹介されたりして、すごくいいなー、と思ってたけど、子供(当時0歳)の クリスマスクラッシクコンサート(赤ちゃんでも聴ける、という素晴らしいやつ) が同日の午前中にあって、中途半端に午後からとか無理だろうし、家族優先したいというのが基本スタンスだしなー、ということで色々悩んだけど参加できなかった。
しばらく前から、Kyoto.rb の運営のようなことをしていたりして、 「京都の Ruby コミュニティーの繋がりを・・・」 みたいな感じで 現在の Kyoto.rb の運営をメインでやってる野田さん(@pinzolo)と共に声をかけてもらったのでした。
準備とか
普段は PHP とか JS とか書いたり、営業したり PowerPoint で資料書いたりしてて、 Ruby も Rails もそこまで普段使いしてなくて、詰まったらマズイなー、ということで1ヶ月ほど時間があったら RailsGirls のサイト見て勉強してました。
個人でサイト運営から何からやりたいな、と思って開発してた Rails アプリがあるけど、デザインというか UI のところでつまずいて一年近く放置状態のやつがある程度。JS とかの勉強にシフトしたり仕事関連の勉強に時間使ってた。Ruby だけなら、仕事の運用系ツール(アクセスログ解析とかそういうやつ)では Ruby を主に使ってたりして、割と普段使い。
あとは、Kyoto.rb の人として参加、みたいなところがあって「LTをKyoto.rbから」みたいな話があって必要ならそれの準備するのかなー、という感じ。
コーチとかスタッフで3回位集まって、打ち合わせを・・・、とかするのかと思ったけど、結果的に1回コーチの顔合わせ(半分とか1/3くらい?)して、次は当日、みたいな感じ。大丈夫かなーー?と思ったけど、そこはチュートリアルが良く出来てるので実際に当日困るような感じはなかった。
(実際のところ、東京、名古屋、大阪、奈良、神戸、あと京都、他はいなかったと思う、から集結するので事前の打ち合わせとかそんなにできませんよね。)
あとは、過去の関西の RailsGirls の経験から、マンツーマン的な感じにしないとキツイ、ということでそういう面もあってそれほどスタッフ・コーチ間の連携なくても、個々の参加者のレベルに合わせてあげればOK、という感じだったのであまり集まるタイプの準備はいらなかったのかもしれない。(オーガナイザーの方々はちょくちょく集まったりして進めていたと思う)
当日
大体の雰囲気は、多分他のコーチや参加された方のブログとか見ると良さそう。(ここまでも特に写真的なものを載せてないけど)キラキラした写真とか載せるのは他の方にお任せするし、リンクも貼らないので "rails girls kyoto 2nd" とかで検索してもらうと良いかと思います。Twitter とか Instagram とかはてなブログとかかな。
day1 インストールDay
この日は、スタッフ的に外で門番。会場のはてなさんのあるビルは、19:30くらいで正面玄関が閉じてしまって裏の通用口も解錠が必要な状態になってしまい、入れないので一人外で待ってる必要がある。Akiさんが門番やると言ってたけど、オーガナイザーがいなくなると何かの時に動きづらいだろう、ということで代行。
たまに、ウロウロしてて素通りした人がいたけど、大抵はGirlsっぽい雰囲気でいて声をかけたらそうだった、という感じで案内。この日は半分〜3/5くらいが参加したのかな。コーチは半分くらい。 寒くなかったので気楽にぶらぶらしつつ待つ。逆にはてな内はちょっと暑かったので厚着じゃなくてよかった。
その後も、インストールしてるのをブラブラ見てたり、翌日のためにオーガナイザーのアツミさんとお買いに行ったりしてやはりスタッフ的な動きをしていた。
インストール自体は困っている人は少なそうな印象。 MacOS のバージョンが古いと RailsInstaller を使う、みたいなチュートリアルになっていて、何か起きると返って面倒そうな印象だったけど、よく出来てるみたいで楽そうだった。
day2 ワークショップ的なのとパーティー
Windows班ということでSEやっていてプログラムも1〜2年程度軽くやることもある、という方を担当。(普段はWindows全く起動しない。Ubuntuのみ)前回や関西の他の RailsGirls の経験を元に、ということでほとんどマンツーマン状態になっていて、リッチな体制。
とりあえず、自己紹介とか経験とか応募動機とか聞いてみたりして、最初のうちに今日の方向性とかゴールとか終わってから何かに応用したいのか?とか、勉強の仕方の好み(とりえあず手を動かす、理解してからやりたい・・・)とかを聞いておいてどういう話の仕方・進め方がいいのか相談してみる。 この辺りは完全にコーチや参加された Girls ごとに違っていて、マンツーマンだから個々に対応できるし、マンツーマンだと隣も何をしてるかそんなにわからない感じ。(隣の野田さんは絵を書いて説明しまくってたのでそれは見たらなんとなく分かる感じだった)
結果的に、ほぼ詰まることもなく(一度だけしばたさんにヘルプしたけど一瞬で解決した) Heroku で公開して少しデザイン弄ってみるくらいまで到達して基本的なところはできた感じ。自分で事前準備したときも思ったけど RailsGirls のチュートリアルが良く出来ていて、ここに参加する人はこれやるのがベスト、という感じでした。
個人的に意識したこと、ポイントと思ったこと
(コーチの共通認識、みたいなものではなく個人的にその場で判断してやってたこと)
- プログラムを書く、Webアプリが動く、ということをぼんやり理解できそうな感じにする
- 賞味5時間くらいなので、「こういうことをやると動くのかー」と思えば良さそう。
- 説明が面倒なことは説明しない
- 感覚的に理解できること、目的、みたいなことを説明
- なんのためにこのコマンドを実行するのか、とか修正の目的を説明しておくと後で困った時に判断できそう
- こうやって編集すると、「お!見た目が変わった!」みたいな驚きを大事にした
- コピペでいいですよ。
- あとで RailsGirls のチュートリアル見なおせば分かるので、その辺りは特に気にしなかった
- エラーメッセージとかその対処方法を説明した
- 2〜3個のエラーを実際に(書き間違いを指摘せずに)発生するのを見て、メッセージの見るべきところを説明
- 1行目、エラー内容がどれか、とかくらい。
- ググり方を説明した。大抵のことは、ググれば分かる。ググる文字列がどれか、が大事そう。
- 2〜3個のエラーを実際に(書き間違いを指摘せずに)発生するのを見て、メッセージの見るべきところを説明
- よくあるエラー、について解説。(出会ったら)
- Ruby特有のSyntaxというか記法・慣習について説明
- CSSとかHTMLは概ね省略
- そもそもWeb系の知識がなかったので、時間かかるので省略。
- CSSがどういう目的のファイルか、みたいなことを説明。
- Ruby/Rails との付き合い方としての、 RubyGems の位置づけみたいなのを説明。
- やりたいことは大抵 Gem があるので、探す。
- 少しずれてる場合、 Gem の仕様に合わせたほうが幸せ、みたいな話とか。
- Rail に乗るのが大事。
- ここで説明するまでもない。(もちろん当日は説明したけど)
・・・多分、このくらいかな。
基本的にはプログラムを書く、ということはほとんどしていなくて、応用の効く内容ではないけど、多分改めてRubyやRailsを勉強しないとRailsで自分の作りたいものを作る、ということはできなそうかな、と思ったのであえて勉強すれば良さそうなことは説明しない感じだった。 この辺りは満足度とか適切だったのか、はよくわからないけど、「楽しい」だったり雰囲気を感じるにはこれでいいんじゃないかと思った。あとは、Github で質問したりやりとりできますよー、とかSNSで繋がっておくとか今後の勉強会とかの話をちょっとだけしたり、とかでサポートできればいいんじゃないかと思う。
アフターパーティー
思ったよりもビールが消費されていた。 すでに長いのでここは省略。
まとめとか
(と、思うところはまだまだあったりするけど、とりあえず自分のやったことみたいなのをツラツラと書く。誰向けになんの目的で書いてるのか良く分からない感じもあるけど、そういうのはあとからついて来そうなのであまり気しないでおく。自分特有の説教臭いというか、コミュニティー運営的なところの話は続編書くかも。)
ワークショップ後のLTでオーガナイザーの百合さんが「ブログ書くまでがRailsGirls(イベント)です」と言っていて、無限 RailsGirls になりそうだったので、ブログを書くことにした。 めったに書かないので慣れてないし、文章長くなるし迷走気味な傾向あるのでブログは腰が重かったりする。
感想
- バランスが良くて、良いイベントだと思った。
- その他の感想・まとめは続編あれば書く。