「振り返り」をするときにやっている3つのこと
「?つのこと」というのはタイトルとしてキャッチーな感じがするのでつけてみた。 書き始めた時点では、「3つ」と書いてるけど書き終わったらいくつになるんだろ。
振り返りとは
いわゆる「KPT」とかのやり方でやったりする、仕事の区切りとかプロジェクトの内容を振り返って、みたいな打合せとかのこと。現在の職場では、週一で金曜の夕方に軽めにやったりしている。
現在のチームでのやり方
あまりかっちりした感じではやっていなくて、細かい案件(1week 〜 1month くらいの単位)ごとに内容の振り返りをしている感じ。前は、隔週くらいでやっていたけど、どうにも論点がブレる感じしたのでやめた。
基本は必要になったらそれごとにやる、というスタンス。
やっていること
発言内容をその場で分析したり、客観的に仕事内容/進め方について解説している
放っておくと
- 本人からの発言では「Problem(問題点)」はたくさん出る
- 自分が至らないから、スキル不足、みたいな発言が多い。「仕事の仕方」にはあまり触れない
- 客観的には見れていない。自分が悪い、以外の発言は他責っぽい発言に思えるのかも。
それを防ぐために
- 大抵は直接手を出してないタスクでも状況は把握していたりするので、
- 「あの時はこういう問題があったけど、別のバグだよね」とか「元の設計の問題」とか言える
- やらなくていいことをやり始めたり、一人で悩まずに聞けばいい、とかそういうのは客観的に見れば言える => これは振り返りのタイミングでは無くて、タスクの実施時に。
- スキルがどうの、というのは、いわゆる「Try」で課題とする内容にはならないのであまり触れない
- 根本原因について理解していない場合は、掘り下げる
というようなことをやったり言ったりする。
大半は、うまく言っていない感じ、という「なんとなく」の部分が多くて、分析して客観的な事象として説明する、ということができないので、細かくフォローして話を聞いたり誘導すると本当に問題になることは抽出できる。
良い所を出す
- 問題ばっかり出しても楽しくないので「やったね」という感じを出す
- 悪いところはよく出る、出しやすいけど、自分のことも他の人のことも、良い所はなかなか出ない
- ストイックなのかもしれないけど、たいていはダメ出しされるのが怖いんだろうと思う。
- 大抵の「良かったこと」や「維持すべきこと」はやって当たり前、に分類されがちなのでわざわざ抽出されないかも
- (実際にはこれが多そうだけど)あまり現状より良くしたいという契機が無さそう => 与えられたリソース内で終われば良い。それよりももっと良く・・・、というのはあまり思わないのかもしれない。
- 自分以外の良い所、はあまり見てないかもしれない
良い所は、自分の場合は自身がなくて言えないし、実際にこれ!と言えるようなことをしていないのかもしれない。
他の人のことについては、そこまで人のことをよく見ていないのかもしれない。それはまあ、しょうがないと思う。
良い所を言葉にする、というのは、「オレタチやったぜ」感の共有という面で結構大事だと思う。あと、その場では喜べないケースも多いかもしれないけど、人から言われることはやっぱり良いものだと思う。
言われてみて良いと思えるのであれば、次は人に言うといいかも、となってくれると良さそう。上から目線になってしまって恐縮して言えない、とかもあると思うので難しいかもしれないけど、自分の良い所をいうよりは楽な気がする。
具体的なタスクとして "Try" を出す
実際には Try は出されるけど、あまり意識されていない気がする。 ので、意識するのは・・・
- できるだけ実施しやすいように具体的にやれる/やったかどうか判断できる、ということにする
- 普段から気をるけるべき「指針」みたいなものにしておく
- 〜〜べき、とかは言わない。「〜〜をする」というようにして「できた/できない」という客観的に分かるものにする
みたいなものかな。
かなり課題があってチームによっては Try が形式化するような気がする。
「毎日の朝会/夕会で復唱する」みたいにしておくとかしないと、Tryを実現するために翌週(次のタスク)を実施するのは難しい感じがする。
これは他の人の成功事例とか聞きたい感じがする。
・・・、3つ出たしもういいや、という感じになったので終わり。
Rails Girls Kyoto とかでも振り返りをしたけど、これはすぐに次の Try 実施タイミングがあるわけではないのでどういう内容/目的で振り返りをするのか?がピンとこない感じがする。
となると、とりあえずは keep(良かったところ)を共有して、「やったね!」みたいなのを共有できたらいいのかな、という感じがした。もしくは、 *.jp 単位で共有して知見として他のイベントに活かすとか。
そういうのはやってない気もするので、宙ぶらりん感はあってそこまで突き詰めよう、という感じにならなかった感じがする。