説教臭いブログ

中途半端なので、タイトル変えてみた。多分説教臭いと思う。

イベントの目的と目標、参加者の思い。

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ブログ書くまでがイベント!ということで、最近あんまり書いてないブログを書く。

先日、11/20,21 に4回目の RailsGirlsKyoto にコーチとして参加してきました。 イベントの内容が、、というのは他の方にお任せするとして、いちいちそもそもなんでこれやるんだろう?とかなんでみんな来るんだろう、とかどうなるといいんだろう、とか考えている。。。

頭の中をドサッと出してみて、とりとめないけど思ったことを書いてみます。

イベント開催の目的・期待すること

仕事でもなんでも同じだけど、何かするときには、何かしらの目的とか目標が欲しい。 別になんでも良くて、仕事なら利益がどうの、とか顧客満足が・・・(結局は利益に還元されたりしそう)とかもそうだし、もう少し主観的なものとして楽しいから、とかでも目的としてはいいと思う。もちろん、それが必要だ、という何かしらの理屈が欲しいけど。

プログラミングの言語コミュニティーの場合でも、今回は RailsGirls という思想がもともとあるものだけど、やはり主催しようと思う人には、それぞれの思いとかきっかけがあるんだと思う。 主催者が全て、というわけではないけど、やはり主催者が一番強い何かを持って開催するのだと思うので、それは知りたい。

「楽しそうだから」「イベントのオーガナイズをしてみたい」とかでもいいと思うし、「自分が体験した感動をいろんな人に・・・」とかもいそうだし、なんでもいい。スタッフとしては主催の人の思いを実現できるように、というように動くのが必要なことだと思っている。なんでもそうだけど、モットーなりビジョンなりが欲しくて、それさえあれば後はその価値観で判断していけばいいはずだから。 (スタッフは主催の人の思いを実現するために・・・、というだけではもちろんなくて、各々の思いを出して行ったらいいと思う。自分はほっといても自分の思ったことをやっていくので、その上で主催者の思うものを後押ししたいなぁ、という感じ)

前回の 3rd では「繋がり」ということだった。今回の 4th のテーマとして「広がり」というキーワードが出て、解釈は色々だろうけど「よしっ!」という感じになった。 仕事の場合は、色々な物事が必須事項としてついてくるけど、コミュニティーの場合はあまり縛りが無く進んでいくので、せめてどこを向いてるのか?目的・目標はなにか?という辺りは共通認識として必須、と思いたい。(同じ方向を向くのが必須、ではなくて認識してることが必須、という感じ)

イベントではどうなるといいんだろう。。

では、具体的にイベントではどうなるといいんだろうか?

  • 全員がチュートリアルを終える
  • 楽しかったー、という感じで帰る
  • なんかモヤモヤして続きが気になる
  • スッキリ終わる

今回のテーマでは、「広がり」ということで例えば "RailsGirls が終わった時にその先に何かやりたいことが見えてくる" となると、先の方に広がった、ということになるだろうし、単純にパソコンを使ってやれることが増えた(やったことがあること、でもいい)となれば、少し世界が広がった、というと言ってもいいと思う。

少し細かく分けると、全体・個人で分けることができそう。

個人(Girls)の場合

全くプログラムを書いたことが無い、という方が多数なので、イベントの趣旨としてはやはり「プログラミングを体験する」というのが真ん中に来て、やってみた・動いた、というのができると、達成できたことになるのかな、と思う。 個別に聞き取りもするし、事前に意向を聞いているケースもあって、基本的な体験以外にも、次に繋がることや元々持っていた課題や疑問が解消される、ということが達成されること、ということになるように思う。

結構しっかりと聞き取りしておかないと、終わってみて「これでいいんだっけ」となりそうな気がする。 「触れてみたい」なのか、「実際にサービス作りたい」なのか「プログラミングしたい」なのかによって、それぞれ結構覚えること・大事になることが違ってくると思う。 アドリブが増えるので難しいけど、大事なことにかなり偏らせたつもりで初めて良いバランスになると思う。偏らせるのは難しいので

コーチ・スタッフの場合

これは他の人が何を思っているのか?があんまり分かっていないので完全に人によるだろうな、と思う。 こういうのは、イベントの前なり後なりに話を聞いておけば良かった気がする。(まだ聞くタイミングもあるかな)

自分の場合は、あまり思ってることを表に出していくとかなりうっとおしい感じになってしまうので控えるようにしていて、とにかく少しでも楽しく・期待したことが実現できるように、というスタンスで参加してます。サービス業としてのコーチをやってたりもしたので、割とお金もらってるくらいの徹底した感じにしてるところもある。もちろん、コミュニティーは一方的に与える/もらうものではないと思うので、全員でこれやったらマズイよな、と思っているけど、自分くらいはそういうスタンスでもいいですよね、とか思ってます。

イベント全体として

イベント全体、となると状態がどうなっているか?とか何を達成、とかはわかりにくくなってしまいそうなので、楽しい、とかの分かりやすい主観的なものとか、その後で繋がった・イベント継続、みたいな客観的な情報で良さそうな感じならいいと思う。

反省がたくさんあっても、良かったことがたくさんあればそのイベント自体は成功と思うし、反省がネガティブに記憶されるのではなくて次回に活かせば良かったり、何か他の事への参考になればいい、という程度じゃないでしょうか。。。

雑感としての感想

楽しい雰囲気が常にあって、良い雰囲気が土台になった良いコミュニティーだなぁ、という感じでした。 1・2日の短い間でしたが、全員で良い雰囲気が作れた感じがしていて、スタッフだけではなくGirlsも一緒に雰囲気を作っている感じ。

関西の人のノリ、というのも良く作用してイベントの流れと噛み合って、一体感があるなぁ、と。


その他の思ったこと

今回は単発のイベントだったけど、この後どうするか?というのがコミュニティー運営の難しいところなので、 誰かに依存する、というのではなくうまく回す仕組みが欲しいところ。

こういうイベントに来てる学生さん見ると、就職とか仕事の話をするのが社会人としての務めなんじゃ?と思った 大して悩まずに就活どうにかしたり、内定蹴ったりしたけど、もしも興味ある業界とかならじゃんじゃん話聞いたらいいじゃないだろか。。。

難しいけど ...

大事なことを覚えるためには「大事ではないことを覚えない」ということが大事で、 今何が大事で優先すべきなのか?と同様に「今やってるこれは今大事なのか?」ということを意識したい。(意識して欲しいと思った)

自分が学習するときにも人に説明するときにも同様だけど、特にいろんな未経験者には非常に情報が多いので適切な量の時期にあった情報がInputされることが大事だと思う。 (最初から体系的に・・・、ってやらないとダメな人もいるし、最初は流した方がいい人もいるので、人によるけど。)